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地方創生を担う地域活動の一端として、
中国・四国の自然文化を研究し、
次世代の教育を行うことが
中国・四国自然文化保全研究所の目的である。

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趣意

中国・四国地方は、律令時代から続く独自の伝統文化が各県に残されており、それらが相互に影響し合い、さらに瀬戸内の海上交通に影響もあり、独自の文化圏が形成されている。また、大山祇神社、厳島神社、出雲大社など信仰の道を通じた交流があり、それぞれの共通値観や宗教文化を形成している。一方、自然環境に関しても、中心となる瀬戸内海とその周囲の山地塊の裾に広がる特徴的で多様な自然文化、そこに生息する種々の野生動物は極めて貴重な資源と思われる。特にそれぞれの地域で人々の暮らしの中で育まれた食文化、例えば地元で採れる食材を活用した、日本酒や味噌などの発酵食品などは、日本の伝統食文化を支える食材である。これら中国・四国の各地に伝わる文化伝統、特に食文化、さらに野生動物を含む自然生態系を研究し、記録し、そして次世代に伝えることは、中国・四国のアイデンティティを育み、次世代を担う子供たちに誇りをもたらすと考える。このような地方創生を担う地域活動の一端として、これらの地域の自然文化を研究し、次世代の教育を行うことが本研究所の目的である。

組織及び担当

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所長:栁井 妙子

副所長:栁井 徳磨

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